『日経ビジネスONLINE』山根一眞連載「ポスト3・11 日本の力」東日本大震災の「現実」を風化させないために被災地取材写真<高画質大サイズ判>の公開を開始!"The Great East Japan Earthquake"  Image Gallery By Kazuma Yamane

 

東日本大震災の現実を風化させないために
被災地取材写真<高画質大サイズ判>無償公開 002
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東日本大震災 山根一眞取材写真 2012年7月30日公開 宮城県仙台市宮城野区(2011.04.01)  


     

撮影日時:2011年4月1日
撮影場所:宮城県仙台市宮城野区
撮影者 :山根一眞 kazuma Yamane

写真説明:
 宮城県の海岸沿いでは、こういう巨大津波による被害がこれでもかと続いていた。道路はあちこちで寸断され渡れない橋もあり、それらを縫うように北上した。
 ここは仙台市宮城野区。仙台港を囲む工場エリアだが、大小、すべての工場がティッシュペーパーを丸めたようにぐしゃぐしゃになっていた。津波とともに流されてきた多くの自動車がこの建物に衝突したことが伺える。
 撮影から1年後、門にネームプレートが写っていることに気づいた。拡大したところ「SINCOL」という文字が読めた。デジタルカメラの高解像度のおかげだ。調べたところ、シンコール・グループは、カーテンやクロス、床材などを扱う国内最大級のインテリアメーカーで、全国のグループ企業の売上規模は1100億円強と業界最大級。
 同社は3月17日、「お取引先各位への報告書(第3報)で 「仙台市宮城野区のロジス仙台(物流拠点)、ソーイング仙台 (縫製工場)が壊滅的被害を受けました。ようやく危険区域への立ち入りが許可され、状況を把握できたところです。想像を絶する状況に直面……」と、述べている。
 シャッターを切り続けた数千枚の写真1枚1枚は、数え切れないほどの企業が巨大災害により一瞬で受けた巨額損失の記録でもある。

宮城県仙台市の被害額概要
被害推計額・1兆3,684億円、市有施設関係・約3270億円、その他公共施設・約452億円、住家および宅地・約6086億円、農林水産業関係・約729億円、商工業関係・約2147億円(2012年1月29日現在、宮城県仙台市資料)。

この写真についての問合わせ先:山根事務所